TSマークの概要
TSマークの概要
TSとは、TRAFFIC SAFETY(交通安全)の頭文字をとったもので、3種類が制定
されています。
 青色TSマークと赤色TSマークは、自転車安全整備士が点検整備した普通自転車に
貼付し、マークによって付帯保険の補償額が異なります。
 緑色TSマークは、駆動補助機付自転車(アシスト自転車)として国家公安委員会の
認定を受けた自転車に自転車生産メーカー(もしくは自転車安全整備士)によって貼付され、
保険の補償額は赤色TSマークと同じです。

1.TSマークは、なんの「印(しるし)」になるのですか?

 これは、道路交通法令に定められた大きさ、構造、性能等の基準に適合した安全な
普通自転車であることのしるしです。

2.TSマークの種類は?

 青色マーク(第一種)、赤マーク(第二種)、緑マーク(付帯保険・基準適合)等がありますが、
詳しくは、「TSマークの種類」の項を参照してください。

3.TSマークを貼ってもらいたいのですが?

 TSマークは、『店章』を掲げた自転車安全整備店で取り扱っています。
自転車を購入したときや、点検・整備を受けたとき、点検・調整 (整備)料を払って貼付して
もらうことができます。

4.TSマークは、誰が貼るのですか?

 自転車安全整備士です。つまり、自転車利用者が、自転車安全整備店へ自転車の点検整備に
行くと、自転車安全整備士が、その自転車を普通自転車の点検整備基準に従って必要な
点検・整備をし、安全利用の指導のうえ、TSマークを貼ることになっています。
 この安全な普通自転車であるかないかを点検して、必要に応じて整備し、確認する人が
自転車安全整備士(自転車安全整備技能検定の合格者)といわれる人たちで、
全国に約5万余人います。

5.TSマーク制度のできた目的は?

 この制度は、自転車の定期的な点検・整備を促進して、自転車事故の防止に寄与するとともに、
万が一事故に遭った場合の被害者救済に資するために設けられたものです。
 ご承知のように、自転車には自動車のような法律上の車検制度はありませんが、
TSマークの付帯保険の有効期間が点検の日から1年となっていますので、
最低1年に1回の定期点検を促進するという意味では、車検的な内容をもつ
制度といっても良いのではないかと思います。

6.TSマークを適用した事故の原因の主なものは?

 自転車の整備不良と交通事故との関係は、統計上必ずしも明らかではありませんが、
自転車産業振興協会が行った自転車の安全点検の実施結果によりますと、約三分の一が、
整備不良車で不良箇所として、ベル、ブレーキ、ライト、後部反射器、チェーン、タイヤ等
指摘されています。
◎点検済みの普通自転車に貼付するTSマーク



TSマークは、Traffic Safety(交通安全)の頭文字をデザイン化したもので、
次のようなものがあります。
Qどのようなものにはるのですか?
A:自転車安全整備店の自転車安全整備士が、自転車の点検整備を行った場合に、
その自転車が道路交通法令などに定める、安全な普通自転車であることを確認したときに、
その目印としてはるものです。
Q誰がはるのですか?
A:「自転車安全整備店」として登録した店の「自転車安全整備士」が、はることができます。
Q「自転車安全整備店」とは、どんな店ですか?
A:自転車安全整備店とは、点検整備済TSマークを取り扱うことができる自転車店で、
(財)日本交通管理技術協会(以下「管技協」といいます。)に申請して、登録を受けた自転車店です。
Q「自転車安全整備士」とは、どんな資格ですか?
A:自転車安全整備士は、管技協が実施する警察庁認定の「自転車安全整備技能検定」に
合格した者で、自転車の点検、整備と安全利用の指導について専門的な知識と技能を
持っており自転車安全整備制度(TSマーク制度)推進の中心的な役割を果たす人です。
Q保険の内容を教えてください。
A:このTSマークには、傷害保険(入院15日以上の怪我、死亡・重度障害)及び賠償責任保険
(青・赤マークの限度額は、それぞれ500万円、1,000万円)がついています。

TSマークの種類
第一種点検整備済TSマーク(青色マーク)
第二種点検整備済TSマーク(赤色マーク)
第1種(青色)
 死亡または重度障害に対し 一律30万円
入院加療15日以上の傷害に対し1万円賠償責任保険限度額500万円
第2種(赤色)
 死亡または重度障害に対し 一律100万円
入院加療15日以上の傷害に対し10万円賠償責任保険限度額1000万円
型式認定を受けた駆動補助付普通自転車に貼付するTSマーク
駆動補助機付普通自転車用 TSマーク(緑マーク)
 付帯保険・基準適合TSマーク(緑色)
「駆動補助機付自転車」及び「普通自転車」の型式認定を受けた自転車に
貼付されます。このTSマークには、傷害保険(入院15日以上の怪我、死亡・
重度障害)および賠償責任保険(限度額は、1,000万円)がついています。
保険の内容は、点検整備済みTSマーク(赤色)と同じです。


TSマーク保険
TSマーク保険
1.TSマーク付帯保険とは?
 自転車安全整備士による点検、整備を受けた安全な普通自転車であることを示す
TSマークに付帯した保険です。

2.TSマーク付帯保険はいつできたのですか?
 昭和57年4月1日に発足しました。

3.TSマーク付帯保険の性格は?
(1)TSマークに付帯された保険です。

(2)保険の対象は、点検年月日と自転車安全整備士番号
(緑色TSマークの場合は、貼付年月日)が記載された
保険有効期間中のTSマーク貼付自転車に搭乗中の人が対象となります。

(3)保険契約は、当協会と三井住友海上火災保険(株)を幹事会社とする損保会社との
間で締結しています。

(4)保険の有効期間は、TSマークに記載されている点検日から1年間です。

4.TSマーク保険を発足させた目的はなんですか?

(1)TSマーク保険の目的は、2つあります。

(2)第一は、自転車利用者の間に、定期的に自転車の点検・整備を受ける気運を
醸成することにより、自転車安全整備制度の促進を図ることです。

(3)第二は、自転車に係わる交通事故の被害者の救済に資することです。

(4)自動車と異なり、自転車の場合は、強制保険制度がないことから、
特に自転車搭乗者が加害者となる交通事故の場合に、TSマーク保険の
賠償責任保険により、被害者の救済が図られると考えられます。

5.TSマーク付帯保険の補償内容は?
 保険は、傷害保険と賠償責任保険とからなっていますが、その内容は?

(1)傷害保険
 TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が、事故によって
事故の日から180日以内に死亡または重度後遺障害(自賠責保険の
後遺障害等級の第4級までをいいます)を被った場合に、
一律青マーク30万円、赤マーク100万円が支払われます。

(2)賠償責任保険
 TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が、第三者に死亡又は
重度後遺障害を負わせたことにより、法律上の損害賠償責任を負担した場合には
青マーク500万円、赤マーク1,000万円を限度に保険金が支払われます。
親権者や雇主が賠償責任を負う場合は、親権者や雇主に保険金が支払われます。

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電話03-3260-3621

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