全国の消費者相談センターなどに報告があった欠陥自転車による事故例は次の通り。
昨年8月に台湾製の自転車の前輪が突然ロックされて、自転車が前に一回転。
運転していた二十代の男性が顔を強く打って、前歯三本を折った上あごがずれるという重傷を負った。原因については調査中。
今年1月にはF県内の量販店で折り畳み式のマウンテンバイク(19,800円)を購入した
学生がその翌日に通学に使用中、平坦なアスファルト道路の真ん中でいきなりフレームが折り曲がって急停車した。
よく見るとパイプとの溶接が完全ではなく、強い力に耐え切れないことがわかった。
いずれもチラシなどに誘われてスーパーやディスカウントショップなどの量販店で購入した安価な輸入自転車。
欠陥自転車にはメーカー表示がされていないものもあるという。
自転車産業振興協会では「クレームをつけようにもスーパーなどに卸した直後に輸入業者が逃げてしまってつかまらないケースもある」と話している。

「自転車欠陥で事故」と提訴へ 転倒で障害、輸入元に損害賠償
04/02
 イタリア「ビアンキ」ブランドの自転車で走行中、前輪が外れて転倒したのが原因で四肢まひの障害が残ったとして、茨城県つくば市の元会社経営Nさん(60)が
輸入元の会社(東京)に約1億6千万円の損害賠償を求め5日に東京地裁に提訴することが2日、分かった。
 弁護士によると、Nさんは2002年4月、この自転車を購入。08年8月22日に自宅近くを自転車で走行中、平たんな路上で前輪が本体のサスペンション部分から脱落したため、
前のめりに転倒。頸椎損傷で首から下がほぼまひし、介護が必要という。
 車両関係の民間安全検査機関に原因の調査を依頼した結果、サスペンション内部にたまった水が外部に排出されず、そのサスペンションと直接つながっていた左右のスプリング2本が
腐食し折れたのが原因という。


欠陥自転車の事故急増
運転中に突然フレームが折れて転倒するなど欠陥自転車による事故が増えている。
フレームの強度不足やペタル軸の熱処理不足など製造工程における欠陥が原因で
骨折などの重傷事故も少なくないという。
財団法人自転車産業振興会は「安全を度外視して中国や台湾から安価な自転車を大量輸入して売りっぱなしにする悪徳バイヤーが多い」
と警鐘を鳴らし、通産省も昨年5月に「注意喚起」を行った。

平成21年9月、インターネットを通じて販売された折りたたみ自転車(車輪径26インチ、7段変速、レバーでハンドルステムの取り外しが可)で、
走行中にハンドルが抜けて転倒し、運転者が重傷を負う事故が発生しました。
国民生活センターで調査して、この事故の原因調査と事故車と同じ構造の他銘柄でも